長っ!

今日はちょっぴし真面目モードです。
かなり長く読みにくいので覚悟してください。( ̄^ ̄ゞ
では・・・


始まりは某HPのチャットので知り合った人からのメールでした。ちなみに管理人は、バス釣り師(バサー)の立場ということでご理解しておいてください。
その内容は、環境省外来生物をどう扱うかという国の基本方針をうたった「特定外来生物被害防止基本方針(案)」に対する国民の意見徴収(パブリックコメント)を行っています。またまた例によって、環境省のホームページでこっそりと意見の募集をしていました。まるで、みんなの意見を聞くと言いながら、その実、面倒だからサッサと「特定外来生物被害防止法」を通してしまえ!的ないつものやり方です。この法案の中にブラックバスが指定外来生物として組み込まれると、今まで以上に駆除や規制の対象として釣り人の望まぬ方向へ流れることになります。そこで、パブリックコメント環境省に送っていただき、国民の声、釣り人の声を机の上だけで偏った内容の法案を作ろうとしている官僚達に届けていただきたいと思います。パブリックコメントは必要事項をしっかり記入さえすれば小学生でも中学生でもだれでも提出することが出来ます。現在のゲームフィッシングを取り巻く状況に不満があるのなら、黙っていないで意見をどんどん送りましょう。できれば、一般の皆様にもよろしくお願いします。そこで、特定外来生物被害防止基本方針(案)説明・意見交換会が東京と大阪で行われることになりました。詳しい概要は、こちらに記載されております。是非、出席の申し込みをしていただき、今後の方向性の確認や意見を述べていただけませんでしょうか。また、出席できない方は、ぜひパブリックコメントをお送りいただきたく存じます。お手数をかけますが、よろしくお願いいたします。
1.パブリックコメントについて
(1)意見募集対象    「特定外来生物被害防止基本方針(案)」
(2)募集期間    平成16年7月8日(木)〜平成16年8月7日(土)
(3)意見の提出方法    文書(郵送、ファクシミリ又は電子メール)を8月7日(土)までに(5)の 意見提出先まで提出してください(7日の消印有効)。電話での意見提出はお受けしかねますのであらかじめご了承ください。また、提出に当たっては、意見提出様式を参考に、氏名又は名称、住所又は所在地及び電話番号を明記願います。なお、提出された意見については、個人の氏名、住所及び電話番号を除き公表される場合があります。
   【提出様式】
(4)基本方針(案)の閲覧又は入手の方法
環境省ホームページ(こちら)のパブリックコメント
こちら)を参照
 環境省自然環境局野生生物課にて配布
東京都千代田区霞が関1丁目2番2号 中央合同庁舎5号館26階(国会側)
郵送による入手郵送により入手を希望する場合は、返送先を宛名に明記し90円切手を貼付した返信用封筒(長3形)を別の封筒に入れ、5の意見提出先まで送付してください。
(5)意見提出先
   環境省自然環境局野生生物課
〒100-8975 東京都千代田区霞が関1丁目2番2号
FAX 03-3504-2175 電子メールアドレス gairai@env.go.jp


ところが、案の定、特定外来生物被害防止基本方針(案)の問題点・疑問点が出てきました。とりあえず、その場にいた方々が簡単に出した意見や某編集長の意見だけでも、
1.今回の説明会もすでに7月8日から始まっているパブリックコメントも、事前の予告なしに環境省のホームページ上のみでリリースされたこと。たまたま知ることが出来て参加したが、もっと早めに且つ誰もが知ることが出来るような広報をすべきではないか。又、場所の関係で参加者が限られているが、今回のような重要な問題を、東京・大阪のそれぞれわずか一回のみだけで終わるのか。
2.今回の基本方針(案)を策定したメンバー、その選出基準はどうなっているのか。今回の内容を見る限り、現場を知らなさすぎる人が中心となって作られているのではないか。又、この後の特定外来生物の具体的な選定は、どのようなやり方で行われるのか。
3.自然保護や生態系、生物多様性というものを狭義でしか見れない人達によって作られたのではないか。人間だけの一方的な考え方で、生物を駆除するなど、既に出来上がっている生態系を安易に改変することが本当に正しいのか。又、今回の法律は、極めて偏った物の見方しか出来ない、環境原理主義者のような人達によって作られたものだと思われる。このような法律を作る場合、現場の実態を充分に把握している人やもっと幅広い知識と見識を持っている人達が集まって、ある程度の時間をかけて進めるべきではないのか。
4.環境省から7月9日に発表された「ブラックバスブルーギルの影響調査(財団法人自然環境センター)」など、特定の生物を選定種に入れる為に、意図的に都合の良い情報・資料だけを出し、都合の悪い情報を全て隠蔽するという、公益法人や学者(学識経験者)としてあってはならないことが堂々と行われている。環境省は、真実を国民に伝え、情報を全て公開し、公平・中立に舵取りすべきではないのか。又、長い間虚偽情報や偏った情報を流し続け、間違った世論を作ってきた人達に対して、どのように考えているのか。
例えば、
 ・環境省が主体となって実施した皇居かい掘り調査結果
 (在来種の生息状況など、事実が全く述べられていない)
 ・オオクチバスの生息推移(公的調査をされたことも無く、根拠が無いにも拘らず引用している。どこで誰がどのような調査を行ったものなのか。これまで併用していたコクチバスの生息域推移はどうして出さないのか)
5.外来魚問題については様々な見解が存在しており、信憑性のおける生息データが全くない中で、なぜ、駆除などの対策を打つ前に一定期間の魚類調査をしないのか。真実が分かると困ることがあるのだろうか。公的機関による早急な全国の魚類総合生息調査が必要ではないのか。(科学的手法に基づいた少なくとも5年以上の継続調査) 日本の水産庁環境省などの公的機関にも、外来種を含む魚類の正確な生息調査の資料は存在していない。それ故に、一部の全国組織の漁業団体による魚類の生息資料等が公的機関で使われているが、内容は事実と大きく異なっている。一部の漁業者や環境原理主義者によって、徒に危機感を募らせることによって、対策を急ごうとしている。自然や生物に対して、本来人間がやらなければならないことを見失ってしまっているのではないのか。
6.オオクチバスの生息数・生息域が拡大しているのか。事実であるとすれば、科学的な調査に基づいて行われた資料なのか。芦ノ湖他の事例を見ても、自然が回復・再生すれば在来種との共生は必ずできる。生息数が希少種や在来生物に大きな影響を与えるほど非常に多い場所が判明すれば、釣り人もゾーニングなどで協力できる。
  ※全内漁連によるコクチバスの虚偽情報
  ※霞ヶ浦、琵琶湖、信濃川、皇居牛が淵等の事例
7.これまでとってきた日本の外来種移入政策を環境省はどのように考えているのか。 1877年のニジマス以来、120種以上が確認されている。国内外来種も含めれば、日本の湖沼や河川では、新潟県信濃川のように70%以上が外来種だが、このようなことをなぜ公表しないのか。
8.不法移殖が、日常的に横行しているという根拠があるのか。又、本当に不法移殖が外来種拡大や在来種減少の要因なのか。どこに問い合わせをしても、具体的な根拠はほとんど無いということだが、余りにも憶測で発言していることが多すぎる。又、 コイヘルペス病が一年足らずの間に全国に蔓延したのは、何が原因なのかわかっているのか。釣り人が、既に全国に生息しているコイを不法移殖するとは考えられない。
9.全国に蔓延しているコイヘルペスや鮎冷水病等の原因をどのように見ているのか。 放流事業や魚の持ち出しや持ち帰りにこそ大きな問題があるのではないのか。釣り人のキャッチアンドリリースは、釣った魚をその場でそのまま元に戻す行為で、不法移殖とは異なり、全く問題は無いと考えている。
10.ニュージーランドにおいては、日本と同様に1800年代後半に外来魚であるレインボートラウト(ニジマス)が移入されているが、現在は国のスポーツフィッシングにおける代表的な魚類として、いまや国を挙げて予算も取ってその育成に取り組んでいる。日本と同様の島国であるニュージーランドでも生物多様性条約を批准しているが、外来種且つ魚食性が強く、世界の侵略的外来種ワースト100に入れられているレインボートラウトが有用魚種として大切にされている。移入制限や移入初期段階での対応はある程度理解は出来るが、長年に亘って生息している外来種の生息状況等が正確に把握されていない現段階で、世界の中でなぜ日本だけが結論を急ごうとしているのか。
11.今、日本国内で話題となっているマングースブルーギルブラックバスなど、外来種の大半が、農業や漁業振興等、何らかの目的によって国策により移入されてきた。又、ペットや外来植物なども、世界の中でも稀有なくらいこれまでほとんど規制がなされず、国の対等の遅れが指摘されてきた。国内在来種に対して最も影響を与えている開発や乱獲などもそうであるが、そのような根本的なことに殆ど触れられていない。また、方針の中に「生態系等に係る被害を及ぼし、また及ぼすおそれがある外来生物が問題を引き起こすのは、当該外来生物が意図的又は非意図的に野外へ放出されることに起因している」との記述があるが、あたかも民間人が主体となって外来生物を導入し続けているような記載をしている。国の責任には全く触れられておらず、まず第一にその事を明記すべきではないのか。


※直接、今回の方針(案)に関係ないものも一部ありますが、特定外来生物法全体としては、重要な問題です。パブリックコメントや説明会の質疑応答の際に参考にしていただければと思います。


長々となりましたが、どうでしょう?非常に政治的内容で異論・反論等があるかもしれませんが、オレ一人の意見では非常に釣り人(反対)側になってしまいますので・・・
あと、周知の通りですが、頭はかなり悪いほうなんで。,、'`,、(´▽`) '`,、'`,、
オレの頭脳を論破するくらいかなり簡単ですよ〜。
オレのオススメは、こちらのHP
もっと詳しくという人は、ヤフーで「リリ禁」と検索で入れてもらえばわかります。
あとはこちらもわかりやすいです。


もちろん、選挙は先ほど行って来ましたよ。
義務を果たさずに権利だけ主張する若者にはなりたくないんで。(*´・ω・)(・ω・`*)ネー