メンテナンス・スピニング編

メンテに必要なもの

この前の更新に引き続いてメンテナンスとしてスピニングリール編です。ベイトもやりたかったのですが、
写真の大きさや量が多いとUPできないので・・・(汗)
そこで共通して必要なものをUPしておきます。→の写真は、その必要なものです。
・部品図
設計図ですね。基本的に新品を買えばついてきます。またメーカーのHPにもUPされている場合があります。
いざというときにあると便利ですね。カタログでもOKですが、外装しか見れないので・・・
・工具類
ピンセット・ドライバーが最低限必要です。リールによってはスパナもあると便利です。
プラスドライバーのサイズは1番・2番・マイナスドライバーは幅4mm・6mmがあるといいですね。
管理人は親父が数十年前に買った東急ハンズのセットとサイズが色々入ったドライバーを使っています。
・ゆるみ止め剤
↓のリンクにある荒浜さんのHPでも紹介されていますが、ネジを緩み止め剤があるといいです。
ネジのところに赤い色や緑色になっているのがネジの緩み止め剤です。何回も外してしまうと効果が弱まるので
補強代わりに必要です。特にリールなどは振動が加わるので外れやすくなるんですね・・・
・オイル・グリス
メーカーから純正ものが出ています。CRC−556や666・チューンアップメーカーなどからも出ていますが、
純正以外はオススメできません。特にCRC系は揮発性が高いため、30分も使ったら壊れてしまいます。
汚れたオイルを洗い出すのに使ったりはしますけどね。汚れをとったらすぐに純正をたっぷりしみこませてから
流しだして、しっかりティッシュでしみこませたオイルをしっかりふき取ってから純正を再度1滴たらして完了です。
また、オイル・グリスは異種同士を混ぜ合わせると不具合になるといわれてます。
保証も効かなくなりますからね。それでも使いたい場合はそれまで使っていたものを完全にふき取りましょう。
グリスは基本的にギア部分に使います。レベルワインダーのギアや内部のギア部分なんかにさしましょうね。
オイル・グリス共に少しだけにしましょう。オイルは液状なので1滴・グリスもちょっとだけに。
大量にさしたら逆に動きが悪くなります。(*´・ω・)(・ω・`*)ネー
・綿棒・ティッシュ
汚れをふき取るのに必要です。細かいホコリがつかないようにしたい場合は綿棒がオススメですよ。
ジップロック
細かいパーツを飛ばしたくないときや洗浄の際に使います。CRCをためて軽くシェイクして汚れを取っているつもりです。(笑)
大きいジップロックは中で外せば、パーツをすっ飛ばさないですよ。
・水(管理人はタックル用の洗浄水)
外装の泥や砂ホコリの汚れを取るために必要ですよ。ただし、ベアリングなどには漬けないでください。


今回、UPできないベイトリールは、
http://www1.ocn.ne.jp/~ben-ocn/index.htm
BENさんのHPの青バナーの基本講座と、ちょっとしたチューニングは
http://www12.plala.or.jp/hammer_nori/
荒浜さんのHPを参考にしていただけるとありがたい限りです。
しかし、現在のスピニング・ベイトリールというのは非常に細かいパーツで成り立っています。
そこであまり素人が完全分解しないでください。
もちろん、ベイトリールも同様です。工業系の高校などを出ていて慣れている方はいいのですが・・・
ネットでたくさんの人が完全分解しても結局はメーカーに出すという事態になる人がいるので。
もし、あまりにも「巻くのが重い」、「巻くと変な音がする」といった状態になったらメーカーに修理に出しましょう。
お金いくらかかるかわからない場合はしっかり見積もりを出してもらいましょう。
だいたいのかかる時間なども聞いておきましょう。(*´・ω・)(・ω・`*)ネー


さて、スピニングリールのメンテナンスですが、かなり簡単です。それ以上のことはメーカーのプロか釣具屋さんに
いるメンテナンスのプロの方にお任せしましょう。素人が分解すると本当にヤバいですからね。3000円程度でやってくれます。
さて、スピニングリールは

このリールです。下につけるタイプですね。(笑)
まずは外側の汚れをしっかり取りましょう。泥や砂を水をふくませたティッシュでしっかりと。


さて、汚れを取ったら前から。つまり↑の写真で言う右側から見ると

の真ん中にあるツマミをドラグと言います。締めこめば自動的に出るラインの力が加わります。
逆に緩めれば自動的に出るラインの量が多くなります。緩め続ければ、取れます。それを取るとスプールが外れます。

全部外すとこんな感じになります。

そして、軸が出てきます。コレがシャフトです。このシャフトの真ん中当たりにギアがついています。
その下の部分に黒い汚れがたまります。コレをしっかり取りましょう。
それから中心にあるギアから上の部分にうっすらとグリスを塗るといいそうですが、ただいま実験中ですのでしばらくお待ちください。m(_ _)m
また外した写真の2つめにあるスプールのエッジにもグリスをうっすらと塗るといいそうです。
ただ、上も実験中ですので・・・
実際は、汚れを取るだけでOKなんです。(▼∀▼)ニヤリッ
オイルをさす必要はありません。オイルをさすと壊れやすくなるそうです。
掃除が終わったらハンドルとラインローラーにオイルをさしましょう。グリスは基本的に2〜3年は持ちます。
つまり買ってから3年くらいしたらオーバーホール(点検・修理)に出しましょう。
車と同じで車検みたいなものですね。このOH(オーバーホール)に出すと寿命がかなり延びますよ。
管理人のベイトリールは長いもので7年になります。(笑)
さて、汚れを取ったらオイルアップです。

ハンドルはこの部分に。回すと汚れが出てきますのでティッシュでふいておきましょう。
吹き忘れて使っていくと指が油まみれになります。続いて

ラインローラーはこの金色の部分です。ちょうどリールを回してラインを取っていく金色の部分ですね。
この部分をバラすとベアリングが入っています。安いモデルにはあまり入っていませんが・・・(汗)
1万円を超えてくるとほぼ全メーカーに入っています。(*´・ω・)(・ω・`*)ネー
海で使用したり、汚れがたまってきたらバラして掃除しましょう。
管理人も今月中には1回やると思うのでそのときに写真をUPさせていただきます。
なお、この部分をバラす際はネジの緩み止め剤が必要です。現場で壊れたら・・・(汗)
万が一の状況にも備えておきましょう。( ̄^ ̄ゞケイレイ
さて、管理人はだいたいこんな感じで毎回帰ってからか2回に1回はメンテをしてます。
忘れるとドンドン性能が悪くなりますからね・・・
また、リールは全て2〜3年に1回メーカーへOH(オーバーホール)に出して点検・修理をしています。
メーカーのプロの方のおかげで本体内部のギア部分など完全分解しないと出来ない部分はキレイになっていますし、
もし壊れかけていれば交換してくれますしね。もちろん、お金と日数がかかるので・・・
冬場のバス釣りに行かない時期に出しています。だいたいシマノで本州は3週間で基本料金3000円です。
交換パーツがあれば料金が加算されていきますが・・・(汗)
オススメは釣具屋さんでメーカーの営業さんが来る曜日をチェックしておきましょう。(▼∀▼)ニヤリッ
その2日前か前日までに出しておきましょう。早めに戻ってきますよ。